川藤HP、パウチクリーンはオストメイトのための温水洗浄システムです。

オストメイトのご家族の方へ

 がんや事故などにより消化管や尿管が損なわれたため、腹部などに排泄のための開口部(人口肛門・人口膀胱)を造設した方のことをオストメイトと呼びます。現在ではオストメイト人口は約20万人に達していると言われます。かつては高齢者がその多数を占めていましたが、最近では、若年層のオストメイトも増えてきています。

 オストメイトは外見からでは判断できません。そして、多くの人が、自分がオストメイトであることを周囲に隠して暮らしています。そういう意味では、健常者とほとんど変わりない暮らしをしていると言えるかもしれません。
ただ、決定的に異なるのがトイレでしょう。オストメイトは身体にストーマ装具という尿や便を溜める袋を身体に付けています。それがいっぱいになった時には、トイレで流し、そして洗浄しなければなりません。オストメイトが使えるトイレは徐々に増えつつありますが、まだまだ足りていない状況です。私たち川藤は商品を通して、オストメイトの「クオリティ・オブ・ライフ」を向上させていきたいと思っています。
 そして、オストメイトになってからの暮らしについては、説明不足も否めないことも事実。川藤では、オストメイトの暮らしに関するご相談も承っています。どうぞお気軽にご相談ください。

 主な社会福祉制度は、身体障害者手帳と障害年金。その他には医療費控除や所得控除(障がい者控除)などもあります。くわしい制度内容については、日本オストミー協会のホームページでご覧いただくことができます。または、各市区町村の福祉事務所や年金窓口、勤務されている事業所管轄の年金事務所、税務署などにお問い合わせください。